#39 ずっと聴いていたラジオの最終回
こんにちは。ラブビートです。
今日も押し付けずに、言いたいことを言います。
9年間続いたTOKYO FMのラジオ番組「シンクロのシティ」
2019年9月26日に幕を閉じました。
僕が高校3年生の時に聴き始めた番組で、実に7年ほどお付き合いした番組です。社会人になってからは、ほとんど聴けていなかったのですが、放送時間の15時~17時に電車移動中であれば数分数十分聴いていました。ふと聴きたくなった夜には、radikoのタイムフリー機能で番組と触れ合ってきました。
この番組のコンセプトは、「東京の声とシンクロ(同期)する」。事前に収録した街の声と、生放送中に届くリスナーからのメッセージとを織り交ぜながら、リスナー同士のシンクロニシティを生むことが狙いでした。
高校時代は、大学に行くための勉強をしながら神奈川県で聴いていて、入った大学は渋谷にあって、その時ちょうど当時の渋谷スペイン坂スタジオで公開生放送をしていて、暇な時にはフラッとスタジオ前に遊びに行って、ボケっと楽しんでいました。そのあとは決まって東急ハンズにウィンドウショッピングしに行っていた記憶があります。
社会人になってからは東京に遊びに行く機会は減りましたが、新卒で入った会社を辞めたと同時に、東京に1人で住み始めました。
生で聴ける機会は圧倒的に減ってしまったけど、シンクロのシティの東京の声がどんどん身近な存在になっていきました。
2015年9月1日放送のオープニングで、同年9月末をもって番組が終了するとの告知をしたことがありました。本当は、4年前にこの番組は終わっていたんです。でも、多くのリスナーからTOKYO FM宛に番組存続を要望するメッセージが届いたことから、番組制作部と上層部の話し合いにより、同年10月以降も継続されることが決まりました。どんな文章を送ったかは覚えていませんが、僕もその一部でした。
番組終了決定の撤回は異例で、TOKYO FMにおいては開局45年以来初めてのことでした。
今までずっとあったものが、身近にあったものが、聴き流していたものが、勉強のお供が、寝る前のBGMが、気づきの源が、ずっと聴いていたラジオ番組突然無くなってしまう瞬間、ハッと気づかされるんです。一度自分の生活に組み込まれたら、その存在が無くなってしまったとしても、ずっとその番組は流れ続けるということ。
「ん?どういうこと?」
厳密に言えば、ラジオ番組の雰囲気や空気感って必ずその人の人格に関わってくると思うんです。その人の考え方や、生き方にも大きく寄り添っていると思うんです。
僕が初めてラジオを聴いたのは、高校1年生の時で、TOKYO FMの「SCHOOL OF LOCK!!」でした。そこからラジオの魅力に惹きこまれ、様々なラジオ番組を聴いては、終わり、聴いては終わり。それでも、聴いてきたラジオの影響を強く受けながら生きているので、僕の中では終わってなかったりします。
(※「SCHOOL OF LOCK!!」はまだ続いてます)
このブログのタイトルは、「ラブビートの読むラジオ」です。
このブログは全100回で終了しますが、それまでにこの番組が誰かの考え方や生き方に少しでも引っかかることが出来ればいいなと思っています。
先日、ブログの訪問者数がお陰様で累計1000人を超えました。本当にありがとうございます。
第39回だったので、このタイミングでありがとうを伝えさせて頂きました!サンキュー!
シンクロのシティもサンキュー!これからもよろしく!!
『周波数はあなたのラブビート』