#63 お弁当の揚げ物の下のパスタ
こんにちは。ラブビートです。
今日も押し付けず、言いたいことを言います。
僕は季節の変わり目からか、喉を痛めてしまいました。
今は必死に症状が悪化しないようにビタミンウォーターを飲んだり、トローチを舐めるなどしています。
あの酷暑も完全に通り抜け、秋になり、肌寒くなりましたねぇ。
紅葉も徐々に広がり、日本はまさに行楽シーズンへと突入しています。
ピクニックや山登りにはかかせないものがありますね。
そう、それは「お弁当」です。
手作りのお弁当を持っていく人も大勢いると思いますが、
最近は、お弁当チェーン店のお弁当を持参する人も増えていると言います。
のり弁当に幕の内弁当、とんかつ弁当や秋の味覚弁当など様々種類がありますね。
僕は会社で昼食を取るときは、近くのほっともっとへ行き、大抵からあげ弁当をチョイスします。
12時になった瞬間を狙えば、カリカリでジューシーなから揚げにありつけることが出来るので、重宝しています。
さて、市販のお弁当では、揚げ物の下に何が敷かれているイメージでしょうか。
大抵の場合は、パスタかキャベツですよね。
僕は、その中でもパスタを揚げ物の敷物にした人にノーベル平和賞を差し上げたいです。
キャベツはダメです。
キャベツは揚げ物の下に敷くと、あのシャキシャキの存在感が無くなる上に、キャベツの青臭さが揚げ物にちょっと移ったりします。さらにキャベツの水分が出て、揚げ物がびしゃびしゃになってしまうので、キャベツはダメです。キャベツは揚げ物の下に敷いてはダメです。
パスタです。
パスタは揚げ物の邪魔をしません。
揚げが物びしゃびしゃになることはありませんし、味が移ることもありませんし、絶妙に揚げ物の油を吸っくれるので、パスタです。揚げ物の下に敷くべきはパスタです。
僕はあのパスタのことを「虚無パスタ」と呼んでいます。
通称:キョムパス
揚げ物の敷いてあるパスタは、大体の場合は無味です。(揚げ物の油やソース等で味がついていることはよくありますが)。そして、パスタは本来の使われ方とは違う使われ方をしています。食べる側も大しておいしいものでも無いので、無心になります。
パスタ側の気持ちと食べる側の気持ち、共に「虚無」であるため、「虚無パスタ」なのです。
ちょっと前にも言いましたけど、この虚無パスタは、大しておいしいものではありません。箸休めにもなりません。でも、無いとなんだか物足りない。揚げ物のコンディションも保たれない。
虚無パスタはもっと胸を張っていいと思うんです。
虚無パスタの功績は大きいですよ。
パスタ界のカースト的には、正直低い位置にランクされるのでしょうが、お弁当の揚げ物を支えるインフラとして、多大な影響・信頼を勝ち得ていることは明確だと思っています。尊いです。虚無パスタ。
みなさん、市販のお弁当を食べる時は、虚無パスタを意識してあげてください。
「お前は胸を張っていいんだぞ!!」って。
そんなにおいしくはないけど!
「胸を張っていいんだぞ!!」って!!
『周波数はあなたのラブビート』