#30 災害のつらさは比べるものではない
こんにちは。ラブビートです。
今日も押し付けずに、言いたいことを言います。
9月末まで電気が復旧しない地域もあるそうです。台風かもたらした自然災害ですが、千葉県は特に深刻な被害が出ています。
この2つ、どちらの方が事態が深刻で、被災者の方はきついと思いますか?
僕は、どちらも事態は深刻で、被災者の方はきついと思っています。
どちらがよりということではなく。
ネットでは、東日本大震災の惨劇を例に挙げ、それに比べれば千葉県の災害なんて可愛いものだと主張する層が一定数います。
可愛いもんだとしても、当事者の方がつらいことに変わりはないのにどうしてそんな発言、発想が出てくるのか不思議でなりません。
さらに言えば、とある台風で1つの家屋が全壊してしまったとします。東日本大震災や千葉県の台風災害に比べたら、規模は明らかに小さいですが、当事者の方がつらいことに変わりはありません。
災害を規模の大きさを弾き出すのは、状況を知る上で必要なことですが、災害の規模を比較する必要は全くないと思っています。
そこにつらい状況の方がいるという事実があるのなら、それ以上でも以下でもないと思うんです。
「東日本大震災では家が全部流されてしまった人もいるのだから、家が一部倒壊したのはマシだと思わなきゃ!!」
なんでマシだと思わなきゃいけないのか。
家が一部倒壊したは、家が一部倒壊したという客観的な事実があるんですから、マシという言葉が浴びせられるのは理解出来ません。住むのが困難でつらいはずです。きっとつらいです。
つらさを比べるのは日本の悪しき風習だと思っています。
俺はこんだけ苦労したんだから、お前の苦労はまだ緩い。
あなたもつらかったかもしれないけど、僕もつらいんです。
つらいんです。
その事実があるだけです。比べてどうするんだって思いますよ。つらさを乗り越えられるのか。つらさが緩和されるのか。そうは思いません。
つらさは比べるものではなく、お互いを理解し、助け合うことだと思っています。
この記事に根拠はありません。それでもラブビートは言いたいことを言いました。
受け入れなくてもいいです。新たな意見が生まれてもいいです。
『周波数はあなたのラブビート』