#84 「甘えるな!」なんでですか?
こんにちは。ラブビートです。
今日も押し付けず、言いたいことを言います。
「甘えるな!」って、誰もが言われたことのある言葉ではないでしょうか。
今ある環境がきつくてきつくて抜け出したい時に、「我慢が足りない!!」とか「自分に負けている!!」とか「今逃げたら成長出来ないぞ!!」とか、言われがちですよねぇ。
正直あなたは僕ではないし、僕はあなたではないから、あなたのものさしで私を測らないでもらえますか?っていつも思うんですけど。どうしてもひっかかるんです。僕の感情を無視しないでくれよって。
「つらいのはお前だけじゃないんだぞ!!」
うーん。この言葉は特に引っかかりますね。
みんなつらかったら、みんな逃げてはいけないの?
なんで僕も、他の人のつらさを負わなければいけないの?
他の人も、つらいならつらいと言っていいんじゃないの?
つらいなら、環境を変えていいんじゃないの?
つらいんだったらさ。。。
結局、つらい環境に自分だけ取り残されたくないから、「甘えるな!」って言って、つらさを共有する仲間を減らしたくないだけなんじゃないの?って思うんです。
自分勝手な人の発言だなぁって。。。
僕は、つらいことから「逃げる」という言葉は存在しないと思っています。(正確には、僕の辞書にはない文言です。)
【つらい】と感じて、その場から離れたいと思うことは人間として至極当たり前で、その環境を変えなければならないと行動を取ろうとします。
自分が今いる場所と同じ位置に立ちつつ環境を変えるパターンがあれば、自分が今いる場所から離れることによって、環境を変えるパターンがあります。
社会的に、【逃げ】と言われるのは、後者です。
でも、その【逃げ】の先にあるものは、「無」ではないと思うんです。
【逃げ】の先にあるものは、「新しい環境」だと思うんです。
どうも、「甘えるな!」系の発言は、今逃げ出したら、今後お先真っ暗だぞ?的なニュアンスが含まれている気がするんです。
ただ単に環境が変わるだけですよ。
AからBに移るだけ。
「1回逃げたら逃げ癖がつくぞ!」
そんな声も多数聞こえてきますね。
その「逃げ癖」という言葉が、いわゆる逃げる人を追い詰めていますよね。
「逃げ癖」という言葉を、「自分に最適な環境を探し続ける」に置き換えれば、追い詰められることはないのになぁ。
環境を変える行為が悪だと思い込んでしまう要因の1つですよ。。。
必要なのは、「あぁ、また逃げてしまった。」ではなく、「あ~!自分に合う環境を探しに行くんだ!」の精神です。
【逃げ】という考え方が蔓延るこの社会では、自分に合っていない環境に居続けることによって、自分が壊れてしまう例がたくさんあります。活き活き出来ない・頭がボーっとする・休日も楽しくない・将来が見えなくなってしまうなどなど。。。
つらかったら、「環境を変えて」「自分に合う環境を探して」いいと思うんです。
そのやり方は、今自分がいる場所から離れるだけではなく、今自分がいる場所で環境を変える方法もあります。とにかく息苦しかったら、自分が出せる環境へ、自分が少しだけでいいから楽しいと思える環境へ、踏み出していいと思うんです。
それは【逃げ】ではなく、【歩み】だと思います。
『周波数はあなたのラブビート』